ブータンという国について、あまり耳にされたことのない方も多いのではないでしょうか。
ブータンは、アジアの大国インドと中国の間に挟まれた、九州くらいの大きさの比較的小さな国です。
そんなブータンの特徴は、とても豊かな自然です。国土は九州ほどなのに、標高差は7,000mを超え、南部の平地ではトロピカルフルーツとしておなじみのマンゴーなどが植えられている一方、北部では万年雪を被った7,000m級のヒマラヤの峰々が続きます。
豊かな自然はブータンの観光資源にもなっています。写真のニジキジや、40種以上もあるシャクナゲの花は、ブータンを訪れる自然好きの人たちを魅了してやみません。
ブータンでは、自然を対象としたツアーはあまり多くなく、今でも観光全体の10%程度しか占めていませんが、最近野鳥や花を中心に、ブータンの自然に注目が集まっており、今後自然を題材としたツアーが増えてくることでしょう。